機械的か論理的か

ミニチュア

症状ごとに対策が異なる

HDDのデータ復旧には、物理的なものと論理的なものの2通りがあります。物理的な復旧は主にHDDの読み取り機能が使えなくなった場合に行い、データを保存している領域は特に問題がないことが多いです。ただ読み取り機能がないとデータそのものにアクセスできないので、復旧作業が欠かせません。この物理的な破損は特に珍しくはないことで、HDDの特徴ごとに必要な作業は異なりますが、基本的な内容は大抵共通しています。したがって最低限の技術力を持っている専門家であれば、安定した復旧が見込めるでしょう。それに対して論理的な復旧では、症状がさらに細かく分かれるため、専門家が提供するサービスごとに成功の確率が異なります。復旧が必要な状況はウィルスによってHDDの記録領域全体が破壊されていたり、特定のファイルのみアクセスできない、間違えてファイルを消去してしまったなど色々あります。そしてそれぞれの状況に応じた作業が求められ、ファイルの構築に不足している部分があればその補填をしなければなりません。さらにデータそのものではなく管理するシステムが破損する場合もあり、その修復で復旧できることもあります。こういった論理的な復旧の場合、症状が軽めだとソフトの使用によって自動化も不可能ではありません。しかし重い症状では、コンピュータではなく専門家の作業で長い時間をかけて進められることもあります。そしてその専門家の技術力に成功できるかどうかがかかっています。